最近耳にする機会が増えたNISA。
「やったほうが良いのはわかるけど、まだ一歩踏み出せずにいる」なんてことはありませんか。
「もう遅い」なんてことはありません。
今日が一番新しい日なので一緒にやってみましょう!
実は、かく言う私もお金にまつわるあれこれは苦手。
貯蓄するなら、「収支をやりくりして堅実に貯めていく」という方法ぐらいしか思い浮かばないアナログ人間です。
しかし私の夫(38)は、金融業界に19年以上勤めており、財テクやポイ活、資産運用などが大好きな人間。
これまで我が家の資産運用は夫に任せてばかりいたのですが、NISAを始めて数年後、
す、すごい増えてる!
NISAの威力を実感しました。
それで「姉にもNISAを勧めたい!」と強く思ったのです。
姉は超ド級のアナログ人間。
情報に疎いし、面倒なのは苦手。
資産運用なんて無理〜〜!
そんな姉にも安心してNISAを始めてもらうため、勉強しました。
夫に聞きまくって、自分でもたくさん調べて、わかったことをまとめます。
絶対に姉に損をさせないよう、「やって良かった」と思ってもらえるように調べたことなので、
きっと他の方のお役にも立てるはず。
超初心者の方でもわかりやすく、NISAを始められるように説明していくので、苦手意識がある方もぜひ参考にしてみてください。
NISAとはなんぞや? 投資初心者にこそおすすめ!
NISAとは少額投資非課税制度のこと。
投資信託をはじめとした金融商品の購入(=投資)によって得られた利益に税金がかからないという制度です。
「投資信託」とは
投資のプロが株式や債券、不動産などの投資商品に分散させて運用してくれるという金融商品。
運用はプロに任せて、少ない手間で資産形成をすることができるのがメリット。
そして2024年からは新NISAに移行しました。
主な変更点は下の通りです!
- 非課税で運用できる期間が無期限に
- 年間の投資上限額が160万円から360万円に引き上げ
- 非課税保有限度額が拡大し、再利用可能に
色々と難しく感じますが、つまりは以前のNISAより、長期で資産を増やしやすくなったということ。
昔は「貯金」といえば銀行に預けるのが一般的だったかと思いますが、今やメガ銀行の金利は0.001〜0.002%。
銀行に預け入れをしておくだけでは利息は微々たるものです。
貯金を銀行に預ける代わりにNISAに入れて運用すれば、30年間で資産を2倍以上に増やすことが可能に。
銀行に預け入れていた場合と新NISAで運用した場合の比較を載せます。
■銀行の定期預金(毎月5万円の預入額の場合)
月々の預入額
(5万円の場合)合計投資額 30年後の評価額 発生した利益 三菱UFJ銀行 1,800万円 18,002,693円
→年利0.001%2,693円 三井住友銀行 1,800万円 18,005386円
→年利0.002%5,386円 みずほ銀行 1,800万円 18,002,693円
→年利0.001%2,693円 ■新NISAの積立シミュレーション(毎月5万円、年利5%の場合)
証券研究Lab https://cc.kabu-lab.jp/column/article/281.html
びっくりしましたか??
こちらのシュミレーションは金利5%で計算されています。
海外株式なら金利は平均7.2%なので、投資する商品をうまく選べば実際にはもっと増えます。
NISAは怖くない?!リスクを抑えて資産形成
「投資」というと、動向を常にチェックしなければならず、即座に売り買いをして、得もするけど大損のリスクもあるというようなイメージはないですか?
投資なので理論上は元本割れをする可能性はありますが、NISAは長期運用と分散投資をすることでリスクを抑えて資産を増やすことができます。
長期運用とは一時的に損失が出てもすぐに売らず、長い目で見て投資の成果を上げていくという考え方のこと。
分散投資とは購入する商品を一つに絞らずいくつか選ぶことで値動きのリスクをカバーする方法と、一定の買付額を継続的に投資して購入時期を分散させる方法の二つがある。(商品の分散と時間の分散)
NISAは、ある程度の値動きはしながらも長期的には資産が増えていくという仕組みです。
つまり、こまめに値動きをチェックして一喜一憂しなくても良いといういうこと!
また、購入商品を最初にいくつか選び、そこに毎月一定額を積立に回していけば、
自然と分散投資ができるということになります。
それならできる気がしてきませんか??
NISAを始めるためのステップは一つだけ!
ではNISAを始めるための手順について解説していきます。
NISAを始めるためには、専用の口座を開く。
ただそれだけです!
一人につき一つ、NISA専用口座を持つことができます。
口座開設自体は無料でできます。
「それだけなの?!」と拍子抜けした方も多いはず。
NISA口座は、証券会社、銀行、生命保険会社などの金融機関で開設できます。
ただし、一人一口座だからこそ、どの金融機関で開設するかは重要です。
あとで乗り換えるのは手間がかかるので、初めから良い金融機関で開設していくのが一番です!
さっそく選び方について解説していきます。
NISAをどこで開設する? 選び方を解説
「店舗型」 or 「ネット証券」
金融機関には、大きく分けて「店舗型」か「ネット型」の二つがあります。
「店舗型」は窓口で相談できる反面、扱う商品が少なく手数料が高い。
「ネット型」は自分で操作する必要があり、相談は電話かチャットしかない反面、いつでも申請可能で、扱う金融商品の種類が多く、手数料が低い。
つまり、資産を効率的に作っていくためには、断然ネット型がおすすめです!
「楽天証券」 or 「SBI証券」
ネット証券で大手といえば、楽天証券とSBI証券の二択です。
この2社は競り合っており、ユーザーへのメリットも両者改善を繰り返し、似通っています。
目立つ特徴を言うならば、楽天証券はわかりやすさ、使いやすさに定評があります。
逆に、SBI証券は銘柄数が楽天証券より多いので、より多くの商品から選びたい人におすすめです。
- Tポイントを貯めている人
- 豊富な商品からこだわって選びたい人
- 三井住友カードゴールド(年会費5,500円)を利用してポイントを多く貯めたい人(※年会費無料のカードではポイント付与率は両者同じか、少し楽天証券の方が高くなっています。)
- 使いやすさを求める人
- 貯めた楽天ポイントも投資に回したい人
- 楽天サービスを使っている or 使うつもりの人
私は楽天証券で開設しました!
初心者はやはり使いやすさで選ぶのがおすすめです。
楽天証券を推す理由を詳しく説明します。
楽天証券はわかりやすい
楽天証券は投資初心者にもわかりやすいように設計されています。
SBI証券のサイトも見てみましたが、ややかたいイメージでした。
SBI証券を利用するある知人は、
操作がわかりづらい…
と言っていました。
楽天証券のサイトは見やすく作られており、ガイダンスに沿って操作していけば、迷うことはないと思います。
あと特筆すべきは、楽天証券の情報量の多さ!
何かわからないことがあっても「楽天証券 ○○」で検索すれば、たくさんの解説を見つけられます。
楽天証券はポイントを有効活用できる
普段から楽天カードを使っていたり楽天市場を利用したりしている方にも楽天証券はおすすめです。
楽天カードから積立をすれば、楽天ポイントももらえますし、貯まったポイントも積み立てに利用できます。
楽天カードをまだ持っていない方はこの機会に一緒に作ってしまうことをおすすめします。
楽天証券は自動積み立てができる
「マネーブリッジ」とは楽天証券と楽天銀行の口座連携サービスです。
詳しく説明しますね。
本来なら、取引の際には銀行口座から証券口座へ入金の手続きが必要です。
しかし「マネーブリッジ」を使えば自動で入出金ができます。
積み立てをする際も希望金額を銀行からシームレスに証券口座へ移せますし、
出金する場合もすぐに銀行口座に現金が入ってくるという仕組み。
しかも手数料は無料。
普通預金の金利が0.1%に優遇され、より楽天ポイントも貯まりやすくなるというメリット付き。
楽天証券のサイトで楽天銀行の残高も確認できるので資金を一元管理できるのも嬉しいポイント。
モノグサに嬉しすぎる!
マネーブリッジのデメリットは特にありません!
マネーブリッジの設定方法は証券口座の開設時に選択するだけ!
とっても簡単です。
楽天証券ならわかりやすく、ほったらかし運用ができる
私が楽天証券をおすすめする理由をまとめました。
- わかりやすい
- ポイントを有効活用できる
- 自動積み立てができる
楽天証券ならストレスなく、手間も最小限に、NISAを始められると思います。
楽天ポイントをお得に貯めて投資に回せるのも嬉しいですよね。
楽天証券の開設手順と設定方法についてはまた次の記事で説明します。
まとめ
NISAをまだ始められていない方のために、NISAの基礎知識と、始めるなら楽天証券をおすすめする理由を説明しました。
私や私の姉たちのように、面倒くさがり屋の方、マネ活に苦手意識がある方にこそ楽天証券をおすすめします。
「もっと早く始めていればよかった」と後悔しないよう、一緒にNISAに取り組んでみましょう。
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