我が家は子ども二人の四人家族。
この度、賃貸マンション暮らしをやめて、オープンハウスでセミオーダー住宅を購入することにしました。
「オープンハウスって最近よく聞くけど、実際どうなの?」と思っている方も多いはず。
そこで、実際に建ててみた感想を紹介します。
オープンハウスのセミオーダー住宅とは
オープンハウスで土地を買うと、オープンハウス・ディベロップメントという系列会社でセミオーダー住宅が建てられます。
完全自由設計とまではいきませんが、セミオーダー住宅では間取りを変えることも可能です。
変更可能なところは次の通り。
- 間取り
- 外壁や外構
- ドア、床、壁紙などの内装
- キッチンやバスルーム等の設備
- 耐震等級などの構造
- コンセントの数 など
結構色々と変えられます。
セミオーダー式はフルオーダー式よりも少ない手間で、自由にカスタマイズできるのが魅力です。
オープンハウスのセミオーダー住宅を購入した際の流れ
セミオーダー住宅の契約後の流れはこんな感じでした。
間取りや家づくりに関する希望や趣向などをまとめて提出します。
狭小住宅に不安があったので、私たちは「明るさ・開放感・狭さを感じさせない」という希望を出しました。
事前に提出した希望を元に、設計士さんが設計図を提案してくれます。
この時点で参考プランとはかなり変わった印象でした。
確か6回程、ショールームに出向いて打ち合わせをしたと思います。
- 初回打ち合わせは、間取りついて
- 2回目打ち合わせで、間取り決定
- その後、コンセントや照明、外構などについて
項目毎にどんどん決定していく流れ。
なので事前に家族でよく話し合い、順序良く意思決定してくのが良いと思います。
インテリアコーディネーターと外観や内装の色味、キッチン・トイレ・洗面台・バスルーム設備について
決定していきます。
これまでに決めてきた変更点や追加したオプションについて、最終見積もりが提示され、サインして終了となります。
短い期間に決めることがたくさんあって、頭がパンパンになった!
これが正直な感想です。
セミオーダーでもこんなに決めることが多かったので、フルオーダー式となればさらに大変なのでしょうか。
step5の最終確認を待たずして、決定した項目から順次行政に対する建築申請が行われていくようです。
なので、最終見積もりを見てから「やっぱりこれはやめます」はできないこともありました。
我が家の場合は予算の関係から、ルーフトップバルコニーを縮小したり、外構のコンクリート埋めを断念したりしようとしましたが、期日を過ぎていたためできませんでした。
「〇〇の内容についてはいつから変更不可」などと、ちゃんと事前に説明はあったけど、とにかく決めていくことが多くて吹っ飛んでた!
加えて、それまでは項目毎の見積りだったのが、最終確認で総額の見積もりを提示されるとビビるんですよね。
経験してみて、こうできたら良かったと思うことをまとめました。
- 先に追加オプションにかけられる予算を決めておく
- オプションの決定は項目毎なので、決定した見積り金額を念頭に置いて次の見積もりに進む
- 決定期日までに削るオプションを洗い出す
オープンハウスのセミオーダー住宅のメリット
セミオーダー住宅を契約してみてメリットと感じたことをまとめました。
- 間取りを変えられる
- 断熱性、耐震性のグレードを上げられる
- 標準仕様でも複数のメーカーから設備や仕様、色を選べる
- コストの面でメリットがある
- スピード感を持って家を建てられる
詳しく見ていきましょう。
間取りを変えられる
間取りについてはかなり自由に感じました。
柱の位置は変えられないなどの制約はありますが、部屋の増減、浴室やトイレの位置の変更、窓を増やすこともできました。
ロフトを作る人もいるみたい。
ファミリークローゼットや壁面収納など、収納を増やすことも可能です。
断熱性、耐震性のグレードを上げられる
建売なら無理ですが、セミオーダーなら断熱性・耐震性のグレードアップが可能です。
我が家が使ったオプションは次の通り。
- 断熱性を上げるために、断熱材をグレードアップ
- 断熱性を上げるために、窓枠サッシも通常仕様のものから樹脂サッシへ
- 耐震等級を通常仕様の1級から2級に変更
家の構造自体を後で変えることは難しいので、断熱性や耐震性を変えられるのは魅力だと思います。
標準仕様でも複数のメーカーから設備や仕様、色を選べる
追加料金なしの通常仕様でも、選択できることがかなりありました。
- トイレ、浴室、洗面台、キッチンについて、複数ある大手メーカーの中から選択
- 外壁についても複数のメーカーから好きな物を選択
- 壁紙(白色2種類から)、床の色(5色から)、窓枠の色(確か4色)なども選択
トイレ、浴室、洗面台、キッチンの取り扱いメーカーはタカラスタンダード、リクシル、クリナップ、totoなど。
外壁の取扱メーカーは、ニチハ、KMEW(ケイミュー)でした。
追加料金なしで色々選べて、気に入ったものにできたから満足!
コストの面でメリットがある
そのため、設備の導入は用意された選択肢の中から選びます。
しかし、十分な選択肢があったので特段不自由を感じることはありませんでした。
自由度もあって、コスト面でメリットがあるからとても良かった!
スピード感を持って家を建てることができる
あっという間に工事着手となりました。
家ってこんなにすぐに決まっていくんだ!
早く家が建てば、今の家賃も浮くのでメリットと言えるでしょう。
セミオーダー住宅のデメリット
- 細かな希望に応じられない場合がある
- 施主支給ができない
- 半規格化されているため、家の形が似た形状になることがある
詳しく見ていきましょう。
細かな希望に応じられない場合がある
フルオーダーと比べると、自由にならない部分もあります。
しかし、セミオーダーにすることで、大きな失敗を防ぎ少ない手間で希望を叶えられるのも事実。
施主支給ができない
オープンハウスのセミオーダー住宅では施主支給ができません。
照明や、洗面台、鏡など、自分でお洒落なものを見つけて施工してもらうことはできません。
憧れの造作洗面台などはできなかったよ
しかし、照明を購入せずソケットだけ付けてもらうことや、のちに鏡を飾りたい場所の壁に下地を入れてもらうことなどはできます。
半規格化されているため、家の形が似た形状になることがある
セミオーダー住宅はある程度規格が決まっているので、特殊な土地には建てられない場合があるようですが、オープンハウスの場合は土地とセット売りなので、この点は心配いらないです。
まとめ
本記事では、オープンハウスのセミオーダー住宅を実際に立ててみた感想についてまとめました。
メリットは以下の通り。
- 間取りを変えられる
- 断熱性、耐震性のグレードを上げられる
- 標準仕様でも複数のメーカーから設備や仕様、色を選べる
- コストの面でメリットがある
- スピード感を持って家を建てられる
オープンハウスのセミオーダー住宅なら、希望を取り入れながら、予算を抑えて理想の家を建てることができます。
フルオーダー住宅よりも手間とコストをかけずに、自由度の高い家が建てられたので満足しています。
オープンハウスだけでなく、「他のメーカーも気になる!」という方は、一括資料請求ができるタウンライフ家づくりを利用してみるのもおすすめです。
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